新しい発見

前回の続きです。

人を集める…
これは今までにも「テーブル」「無料見世物」、屋外での「段ボール」などがありました。
やっぱりちょっと苦手です。

しかし最近の私はずいぶん甘ったれ、かつヘタレになっていて、すぐに膣が痛いと文句を言うし(本当に痛いのよ…)、鞭も以前ほど我慢できなくなっています。

同じく、相手も私の肌の弱さなどをわかってきているので、無茶なことができなくなっているようです。

これはいかん… と2人とも薄々気づいていて。
そしてこの状態を脱却するには、ギャラリーがいたほうが甘えがなくなって良かろう、と。
その点は私も賛成です。

 

そこで今回は私もひとつ実験してみました。

今までは、私は最初に相手の男性たちを見て、できれば軽く会話もするようにしていました。(「段ボール」のときはできなかったけど)

少しは触られたりオモチャを入れられたりするので、誰でもいいわけではないのです。
(今のところそんな人はいませんが)不潔な人や酔っ払いはイヤだし、全く話の通じないような身勝手な人も遠慮したい。
まともな人かどうかをきちんと自分で確認しておきたい、と思っていました。

でも、今回は緊張感アップのため、最初から最後まで目隠しをして、どんな男性たちなのか全くわからないままにしようと思いました。

どちらが楽しめるだろう?というお試しです。

 

ボンデージっぽい服を着せられ目隠し状態でお部屋で待機… 緊張します。
ドアが開く音がし、パートナーが戻ってきました。

ここで、こっそり耳打ちされました。

「イケメンがいる。佐藤浩市に似てる」

 

なに?…浩市ですと?

ハイ、好みのタイプです。

あんなに緊張してたくせに、なんだかワクワクしてくる私。
単純なものですね。

そして、この単純さがパートナーにバレていたのか…
いつもは見世物なのに、今回はお客さんたちの足置きにさせられたり…と、なんとなく接触が多いような?

さらに、ボンデージからいつもの変態網タイツに着替えさせられ、浩市さんの膝に乗るよう命じられました。(こういうの、なんかすごく恥ずかしい)

浩市さんがゆっくりと腰まわりや乳首などを触り始めたのですが…

 

ど…どうしようーーー

なんかこの人の触り方、すっごい気持ちいい…

脳味噌が蕩けそうってよく聞く表現だけど、まさにそんな感じ…

 

最初のうちは普通に会話していましたが、もう何も話せなくなってきました。

明らかにいつもと反応が違うのが自分でもわかります。

ただ軽く触ってるだけなのに、なんで?
浩市さん、何者…??

 

…というか!
これ、まずくない?
後ろから見てるパートナーも絶対に気づいてる!

相当イヤな気分になるんじゃなかろうか…と、頭ではわかるのに、抑えられない。
手を止めてほしくない…

 

(ちなみに後で聞いたら、オレの命令で膝に乗っているものなのでそこは問題ない、のだそうです。
そういうもんなの?)

 

そんなわけで…
甘えを取り払って厳しいSMプレイをするためのギャラリーのはずだったのに、私の頭はすっかりトロトロのエロモードになってしまいました。

その後、檻に入れられて蝋燭を浴び、やっと我に返るわけですが…
実のところ家に帰ってもしばらくボーッとしていました。

…なんだったんだ、あれは?

(そして本当に佐藤浩市に似てたのかどうかもわからないまま。
もしかしてパートナーの策略だったりして)

 

なんだか纏まらないまま、長くなってしまいました。
ただ、今回の経験は私の中でちょっと転機になりそうな予感がします。

こういうのもアリなのか、私。