アラフィフでも立った

なんか変なお薬のキャッチコピーみたいなタイトルになってしまいました。

今回は本当にくだらない内容ですが、お付き合いください。

この度「しゃ○ほこチャレ○ジ」という秋の文化祭的なイベントに参加。
舞台でこのようなお座敷の伝統芸を披露することになりました。

↓これ。愛知県民だと知っている人も多いのかな…?

画像は他のサイトよりお借りしました

 

さて、参加すると言ったものの、私にできるのか。(申し込む前に考えろよ)
もうすぐ50歳。体力なし。運動神経かなり鈍め。

とりあえず練習日に行ってみました。

歩き方からやるのね。
このズボンだけ履き替えた黄色い服の人が私ですが、この2枚の写真だけでも極めて真面目な性格で、かつ少々どんくさいのがわかります。

そして、逆立ちのコツや手拭いの使い方を教えてもらいましたが、
… 全く上がらない!
1ミリも上がらない!

2回目の練習日も、やっぱり3cmくらいしか浮かない!

絶望的になり、ちょっと家で練習することにしました。
(この後は生活感丸出しだけど気にしないでください)

 

・18日前 浮いたのはほんの1秒

・17日前 帯があると安定すると聞き帯板を巻いてみる

ちょっと上がった

・16日前 脚がお行儀悪い

・15日前 脚が開かないようスカートにしてみたり

・14日前 クッション挟んでみたり

上がらなくてフテ腐れてみたり

・13日前 イヤになって普通に戻す

・12日前 それでも少しずつ成長してる?画面が正方形になった

・11日前 画面が縦長になった!一瞬だけどシャチっぽい

「年齢と勃起角度のイメージ図」が思い浮かぶ。

画像は他のサイトよりお借りしました

50代が30代くらいになってきたような気がして嬉しい。

 

・10日前 なぜか退化してる

この後も、一進一退を繰り返し(進歩のない日々が続くので省きます)

考え込みながら

たぶん一番よく上がったのがコレ↓
・3日前

 

… ちょっと自分で感動している。

アラフィフでも立った。

 

こんな品のないヘンテコな一発芸だけど、それでも日々少しずつ成長していくのは嬉しくて、

… というか、この年齢だから余計にそう思う。

 

昔、1年間走って少しずつ距離を伸ばしていき、フルマラソンを完走したときを思い出した。

そのときも今回のしゃ○ほこも、何も考えずに申し込んでしまったけど、おそらく「自分ならできる」と、心のどこかでしっかり自分のことを信じてるんだろうなあと思う。

ほう。なかなか逞しいではないか。

ちゃんと自分で小さなチャレンジをして成功体験を得て、自己効力感をアップさせている。
偉い偉い。

それが自然に身についているなら、私はきっといい50歳になるし、いい老人になる。

(よくもまあ、たかが逆立ちひとつでここまで自分を絶賛できるよね!)

 

そんなわけで、もう私の中では満足しちゃっているのですが、一応本番のことも。

素敵な着物を着せてもらえました。
芸妓さんと一緒に記念撮影。

本番のチャンスは3回です。
1回目:失敗。

2回目:上がったものの、裾を膝に挟み忘れて盛大に事故る。
(一応、中にレギンスを履いてくるように言われていた)

めちゃ恥ずかしいけど、えーい、こんなの「鉄枷祭」の大股開きに比べれば!

 

3回目:上がったーーー!よかったー!!

 

家での練習のときよりも立ちが悪いけど、着物だし仕方ないよねー。

これらの写真を見せたら
「なんか沙夜だけみんなと違うような… なんか変… ワンピースのブルック…?」

 

??

調べてみました。
↓これかい。

画像は他のサイトよりお借りしました

 
嬉しくなーい。

でも、なんか納得。
大真面目にやっているけど、何かヘンなのは子供の頃から慣れっこなのよ。
(こういうとこも逞しくなった)

 

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