前回の続きです。
べッコンベコンに凹みつつも変な意地で、新たなる大人の動物園に向かいました。
入ってみると、喫煙ロビーが既に賑やか。
前回の映画館よりもかなり若めの男性たちがたくさんいます。
女性も発見 ♫
皆さん気さくに話しかけてくれるし、なんとなく楽しくなりそうな予感がしました。
中を覗くと…
ギッシリ!まさかの満員?
座席が男性たちでほぼ埋まっています。
新しい獲物が来たぞ…という感じで、皆が一斉に振り返りました。
脱げ、と言われたものの、これはさすがに怖くて戸惑います。
「え、全部ですか…?」
「はぁぁ?」
こっちも怖い。
(自分で連れて来ておいて、今さら何を恥ずかしがってるんだコノヤロウ)
という怒りのオーラを感じたので、慌てて全身網タイツ一枚になりました。
いつもの、何も隠れないアミタイです。
「ケツ出せ」
いきなりアナルプラグを突っ込まれました。
近くにいた知らない男性にチェーンが手渡され、そのまま四つ這いで舞台のほうに引っ張られていきます。
何もかも丸見え… 恥ずかしい!
この男性、手慣れているのか、私が恥ずかしがってしゃがみ込むと「ホラ膝伸ばして。ケツしっかり上げて」 と煽ってきます。
お尻を高らかと上げて歩かされるのは、普通の四つ這いよりも屈辱的です。
それなのに「もっとケツ振れよー」という野次も…
私、前回の件でもわかるように、普段はけっこうプライド高めで偉そうにしてるのに…
こんな知らない人たちに命令されるなんて。
それでも頑張ってお尻をブリブリ振りながら歩きました。
後ろから嘲笑する声が聞こえてきます。
ひどい。 なんてみっともない。
でも…どうしよう…
たぶん股間はビショ濡れだ。
心がだんだん蘇ってくるのがわかる。
散々引き回され、さらに縄で縛られてお尻を乗馬鞭で叩かれながらまた一周。
もう頭が真っ白。
あれこれと弄り回され、パートナーに助けを求めて脚にしがみつくと…
すごく冷たい意地悪な目で
「なんだ? これが望みだったんだろ」
… シャーーン!!(←再起動の音)
絶妙なタイミングでの、この言葉責め。
まるで伏線回収のように。
一軒目の映画館での落ち込みが、逆に今回を盛り上げるためのピンチ展開だったかのようにすら思える。
…沙夜さん、完全復活!! 不死鳥の如く!
です。
すっかり元気になりました。
というか調子に乗りすぎてるくらいです。
必要以上にテンション高いです。
帰りの電車の中でパートナーがボソッと呟いていました。
「これはこれで鬱陶しいな。でも、どのみち鬱陶しいなら明るいほうがマシか…」
ふふ、聞こえてるよ。
そうそう。
辛気くさいのは一番いかんのよ。
でも、堂々と威張っているためには、それなりに頑張らないとね。
パーソナルトレーニング申し込むかな。
高いけど!
ちょっと頑張って筋肉つけます。
高いけどー!(2回目)
…ということで5月中旬くらいから熱心に筋トレに励んでいます。
この年齢なのでどこまで効果があるかわからないし、そんなに筋肉が付くタイプでもないけど、やらないよりはいいでしょう。
後ろ姿シュッとさせて、シャキンと生きていきたいよね。
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