海へ Go To(その2)

前回の続きです。

翌日の朝日緊縛撮影に備えて早めに寝たところ、夜中に目が覚めてしまいました。

テラスに出ると、星がすごーく綺麗で…
まあ、2人で眺めていたらイヤラシイ気持ちになるよね。

とりあえず私は屋外でするのが大好きなようです。
室内よりも1.5倍気持ちよくなる…と思っております。

 

さて、早朝。
まだ外が暗い頃に寝ぼけた頭で起き出し、縛ってもらいました。

お風呂の梁に吊られ、朝日を待ちます。

…待ちます。

うっすら明るくなってきましたが、なかなか太陽は出てきません…。

 

だんだん苦しくなって耐えきれなくなり、降ろされました。
ベースは活かしつつも、急遽、別の縛りに。

(このときの縛りのスピードはすごかったです。
縛られながら、カッコイイなーと思ってキュンキュンしていました。
ハイ、のろけです)

柱を使った縦吊り第2弾で朝日を待ちます。

待ちます…。

 

全然出ないんですけどー!!!

 

確実にどんどん明るくなっているのに、朝日が出る気配は全くありません。

えー? 方角は正しいよね?
海にパアァと昇るはずだよね…?

 

そして今回もまた限界。

こういうときって、つい無理して「平気!まだまだ大丈夫!」と言っちゃうけど、もう無理だとわかったのか、下ろして縄を解かれました。

 

全部解いて、ふ〜。と一息ついたとき…

出た。

 

え。

顔を見合わせ、思わず唖然。
あと2分だけ頑張っていれば…

…あのスピーディな緊縛がかえって裏目に出るなんて!

 

 

八つ当たりされました。

便女