おもひでぽろぽろ

東京に行く用事があり、少し時間が空いたので明治大学の博物館に寄りました。

明治大学博物館… SM好きの方ならおそらく知っている、地下2階の拷問資料館です。
ここは年間来館者数11万人を超える隠れた人気スポットなのだそう。
みなさん、物好きねえ。

まあ、特に拷問関係だけを扱っているわけではなく、「考古学」「刑事」「商品」という3つの中の1つなんですね。
現在、そしてこれからの法と刑罰を考えるために、昔の法令や拷問、刑罰の道具などが展示してあります。

イヤラシイことばかり考えてないで、さあ、法と刑罰の歴史を学びましょう ♫

 

展示物をざっと見たときから感じたんだけど…

なんとなく、この博物館を作った人とは、すごーく気が合いそうな…!!

簡単に言うと「見せしめ」「晒し」方面に、大きく偏っている(目がキラキラ)。
大好物の「市中引き回し」はもちろんのこと、「恥辱刑」まで出てくるし。

同じ趣味の人かな?という印象を受けます。
ああ、お酒を飲みながら語り合いたい。

 

そんなことを思いながら、ひとつひとつ見ていったのですが、
子供の頃の記憶が、次から次へと、出てくる出てくる…

スタジオジブリの作品の「おもひでぽろぽろ」のような、まさにあんな感じで。

主人公のタエ子ちゃんと同じ、小学校5年生くらいかな?

いい思い出も、苦い記憶も。
 


市中引き回し

子供の頃からどれだけオナニーのネタとなったかわからない、市中引き回し。
私の原点ですね。
できれば裸でお願いしたい。
 

磔 火炙り

磔、火炙り。

鋸引き 晒し首

鋸引きや、晒し首。

ことごとくツボです。
見せしめパラダイス。

ここに「犯罪者には目立つ場所に刺青を入れる」なんて資料も並べてくるあたり、好きすぎる。
はい、子供の頃、真似して体に犯罪者マークをペンで描きましたよ…

 

どうも、子供時代の私は刑罰と訓練が大好きだったらしい(今でもだろ)

一人遊びも好きなので、近所の神社の砂利のところで正座して耐える「罪人ごっこ」をしたり、自分で「ばっそくすごろく」を作って遊んだり。
修行倶楽部を作ってみたり。

とにかく、遊びの内容が微妙に気持ち悪い。
嫌な小学生だなぁと思うけど、発想にちゃんと子供らしさが見られて、微笑ましい気もします。

罪人遊びは神社で。
囚人遊びは小学校の教室の床下で。
そして、放尿に凝った小公園(これは何かジャンルが違う気が)

懐かしい景色が鮮やかに思い浮かびます。

 

そして、目に入ってきたこちらの絵で足が止まりました。

鞭打ち刑

ー 敲(たたき)ー
『裸体にして肩、背、臀部を笞(むち)で敲く。50回敲く軽敲と、100回敲く重敲がある』

この絵。この文章。覚えがある。

「裸にして臀部を」
「50回と100回」

…うわああああ。

思い出してしまった。

本当に馬鹿すぎて恥ずかしいのだが…
私はこの罰が受けたくて、どうしても受けたくてたまらなくて、万引きを繰り返していた時期がある。
小学4年生のときだ。

意外とバレない。
なので、「盗んだのは安い文房具だから50回の軽敲」と、この絵のように皆の前で尻を丸出しにされるところを想像しながら、家にあった棒で50回、自分の尻を叩いていた。

激しい性的興奮を覚えた。

次第に50叩きの軽い罰では物足りなくなり、100叩きの重い罰が欲しくなった。

より高額なもの… プラモデルやトランシーバーなどを盗むようになる。
ある日ついに捕まった。

 

夕暮れの道をダッシュで走って逃げたときの息苦しさと、変な汗。
裸足で履いていたピンクのビニールサンダルが擦れる足の痛みが蘇ってきた。

すぐに家に連絡がいき、私は祖父にビンタされて体ごと吹っ飛んだ。
その時の痛みと、後からジンジンくる頬の熱さも思い出した。
 

残念ながら、罪を犯して捕まっても、裸にされて人前で罰せられるということはなかった(そりゃそうだ)

現実は、親に泣かれ、長い説教をされ、小遣いを減らされた上に監視が厳しくなっただけだった。

面白くないので、そこからパタリと万引きはしなくなった。

なるほど。
現代では見せしめや晒し刑は行われなくなったが、「人権の尊重」という意味以外にも、こういう大馬鹿者の犯罪を減らすという隠れた効果もあるのかもしれない。

 

すっかり忘れていたのに。

このことは、おそらくあまりにも愚かすぎるから、記憶から抹消していたんだろうな。
こんなところで思い出してしまうとは。

 

でも。
良い思い出も、苦い思い出も、全てが今の自分を作っているのよねー。

と、雑にまとめて。

 

ただ、私はこの性欲の前では、本当に動物並みに衝動的で、まるで抑えが効かなくなる馬鹿だということは、これからも忘れてはいけないね。
 


引き続き、処刑・拷問道具を。

鉄の処女 アイアンメイデン

おそらく博物館の目玉。
鉄の処女 アイアンメイデン。

 

地味な拷問にはほとんど触れず、道具が派手で目立つものばかり選んでるのが大好きです。

やたらでっかくてビビるギロチン。
ただ首を落とすだけならこんなに大きくなくてもいいやろ…

ほんと、処刑見物は当時の娯楽なのよね(羨ましい)

 

さて、何気に気に入ったのがこの中国のシンプルな首枷。

これ、街の広場や大きな公園に設置してほしいー!
もちろん全裸で。

中途半端にウロウロ動けるのが、完全拘束よりも逆に恥ずかしいと思いませんか?

できるのはぐるぐると回ることだけ。
素敵な見世物ですね。

 


最近は更新頻度もプレイ画像も少ないかもー。
12月!年末!かなり忙しいです。

でもクリスマスイブは一緒に過ごせそうなので、今から楽しみ!
それを励みに仕事しています。

去年はサンタ衣装を着たなあ。
今年はどうだろ。
何かをするのか、お互い疲れていてバタンと寝ちゃうのか…(その可能性が高い)

では。
皆様も楽しいクリスマスを ♫

 

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